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表現はやや過激ですが、鋭い視点です。サイエンスライターの視点から、女性のからだについて
興味深い話題をエッセイ風に多く紹介してくれています。
流石と思うのは、出来るだけ物事を偏った見方では捉えず、
生理学や動物行動学や文化人類学などの研究結果を実に上手く
取り入れながら、著者の女性としての考えを交えて一つ一つの
話題が書き進められているところです。
下巻の「筋肉がひらく女性の未来」や「遺伝的進化の到達点」
などは非常に読み応えがあるかと思います。生き物としての
ヒトと現代に生きる文化的な人間という視点を忘れずに
自分の身体や生き方に興味を持つ方(女性に限らず)には
オススメ出来る書籍だと思います。
しかし、少し残念なのはフェミニズムが強く出すぎて
しまっているように感じられるのと、エッセイ風とは言え、
基本的な身体の用語が分っていないとなかなか理解しずらく、
また読みにくいと感じる点です。(故に星は3つにしました。)
女性の身体に関しても、実はまだまだ分っていない事だらけ
なのだということを再認識させてくれるはずです。故に、
安易に手術で身体の一部を摘出することやホルモンや薬の影響に
対しても、周囲に流されるのではなく、冷静に判断する
きっかけを与えてくれるような気がします。
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